猫の歯石除去手術(スケーリング)体験記録 手術準備からかかった費用まで

猫との暮らし

歯石除去手術(スケーリング)手術を決めた理由

すでに歯周病である

我が家のモネ様(スコティッシュフォールド・2歳・メス)が、目の調子が悪かったためかかりつけの病院へ行ったときのこと。

先生より「目は目薬で様子を見ましょう。

ところで歯石がだいぶ溜まっちゃってますね。すでに歯周病になってます本人も痛いはずです。

と診断されてしまいました‥ 

そのときの写真がこちら↓ 

赤枠の奥歯が特にひどく、歯茎縁の濃いピンク部分が歯周病なんだそう。。

「まだ2歳なのに…涙」と思いつつ、確かに歯磨きはなかなかさせてもらえず断念して以来、歯磨き対策は正直何もしてこなかった。。

「歯石は今日明日でいきなり溜まるものでもないので、半年以内に歯石除去手術すれば大丈夫」とのことでしたが

すでに歯石除去すべき溜まり状況だし、本猫が痛いならすぐに対処してあげたい。

全身麻酔手術のリスクは、そこまで大きくない

だがしかし、気になるのは手術のリスク。

人間の歯石除去はだいぶライトに麻酔無しでやるけれども、猫の場合は全身麻酔になる。

「全身麻酔って体に良くないのでは?」

「歯石が溜まるたびに全身麻酔手術すべきなの?」

という点が気になって先生に相談してみたところ

全身麻酔は体に負担はほぼない」とのこと。

そこの病院ではガス麻酔を使用しており、注射麻酔と違い麻酔の量も細かく調整できる。

手術後1時間程度で目もぱっちり覚めて、ごはんも食べられる状態に回復するし

全身麻酔自体は毎日行っても大きな問題はないものなんだそう。(老猫や持病がある場合を除く)

それを聞けて安心したため、手術を行うことに決めました。

歯石除去手術(スケーリング)手術準備(前日)

病院からいただいた指示はこちら。

  • ごはん・おやつは前日20時までに済ませること。(もしそれ以降に食べてしまった場合は、手術が実施出来ない可能性がある)
  • 水は制限なし。家を出るまで自由に飲ませてOK

歯石除去手術(スケーリング)当日

当日朝10時に引き渡しに病院へ。

改めて先生から、

  • 手術前に血液検査を実施し、結果に問題がなければ実施する
  • 歯周病の状態を見て、必要があれば抜歯を行う

等の説明を受けました。

「2歳なので大丈夫だとは思いますが、歯茎の奥まで腐っちゃってたら抜歯します」と‥

「歯が全員無事でありますように‥」と願いながら、同意書にサインをして終了。

歯石除去手術(スケーリング)後の様子

16時に迎えに行ったところ、思ったよりも元気なモネ様。

避妊手術後のときは「眠い顔」とも違う、ちょっといっちゃった目で、明らかに「麻酔後なのね」って分かる顔をしていたけど

今回はそんなこともなく、目もぱっちり覚めて割と通常モードだったので安心した。

手術は問題なく終了し、抜歯もしなくて大丈夫だったそう。

2歳にして歯を失わなくて良かった‥!

茶色くて恐竜の歯みたいだった奥歯まで、とても綺麗にしていただきました。感涙

また、術後は麻酔の影響で咳き込みやすいと言われていましたが

うちの子は普段からよく水飲んでむせて咳き込むからか

術後翌々日くらいまで咳き込む頻度がいつもよりも多かったです。

今後の歯磨き対策について

さて、今後の歯磨き対策については

先生から歯磨きサプリメントを教えていただいた、こちらをお試し中。

「チキン味で食いつき良いですよ」と言われたものの‥

見た目が本当にただの錠剤で、全く美味しそうではない(笑)

「Amazonで高評価のデンタルおやつさえ、全く食べてくれなかったうちの子はまたダメだろうな」と思いながら一粒あげたところ‥即丸呑み&おかわりおねだり

でもね、丸呑みは意味がないのよ。デンタルサプリだからね。口内の滞在時間長めにしてほしいのよ。

ということで砕いてふりかけ的な感じで細かくしてあげることにしました。

歯石除去手術(スケーリング)のお値段

今回の歯石除去(スケーリング)にかかったお値段は、合計44,440円(税込)でした!

内訳はこちら↓

  • 血液検査:8,800円
  • 血液検査(オプション):1,050円 こちらは以前の健康診断で気になった項目を追加しただけなので、歯石除去とは無関係です。
  • 歯石除去:15,000円
  • 全身麻酔料:10,000円
  • 入院料:4,000円 (手術に伴う半日入院)
  • デンタルサプリメント:500円

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